【2026健康保育学科だより・第16号】2年生を対象としたキャリア講演会を開催しました
キャリア講演会と交流会の様子
10月2日(金)、日本クリニクラウン協会の熊谷恵利子先生を講師に迎え、健康保育学科2年生を対象としたキャリア講演会を開催しました。講演では、クリニクラウンが病院を訪問し、入院中の子どもたちに遊びやユーモアを届ける活動について紹介していただきました。また、子どもとの関わりにおいて大切にしている、相手をよく見ること、感じ取ること、その時々の相手に合わせて関わることなどについてお話しいただきました。講演の後半では、学生自身が身体を動かすワークにも取り組みました。言葉だけに頼らないコミュニケーションや、遊びやユーモアが人との関係に生み出す変化を体験しながら、子どもとの関わりについて考えを深めました。
また、講演に先立つ10月1日(木)には、4年生の有志学生を対象とした交流会も開催しました。交流会では、就職先が決まっている学生が、来年度からの生活について質問したり、アドバイスをいただいたりする場面もありました。これまでの学生時代を振り返りながら、社会に出てからのこと、コミュニケーションについてなど、さまざまな話題について話しました。熊谷先生は、学生一人ひとりの質問に丁寧に答えてくださいました。
今回のキャリア講演会と交流会を通して、学生たちは、子どもとの関わりにおけるコミュニケーションや遊びの大切さについて学ぶとともに、社会に出てからの自分自身のあり方について考える機会となりました。

キャリア講演会の様子(1)

キャリア講演会の様子(2)

キャリア講演会の様子(3)

キャリア講演会の様子(4)

学生からの挨拶の様子

交流会の様子(1)

交流会の様子(2)

交流会の様子(3)

交流会の様子(4)
学生の感想
〇「クリニクラウン」について詳しく知ることができました。先生が部屋に入ってきた瞬間から、その場の空気が楽しい雰囲気に変わったことが印象的でした。特に「Children First」という、子どもが主役になれるようにする考え方や、「できる・できないではなく、"どうしたらできるか"を考えること」が大切だというお話が心に残りました。また、子どもは大人を心配させたくないなどの思いから、本当の気持ちを表に出さないこともあるため、表情やしぐさ、視線などから子どもの気持ちを読み取ることも重要だと思いました。こうした子どもの言葉の裏にある気持ちや願いに目を向け、寄り添う姿勢は、保育職にも共通して大切なことだと感じました。今回の学びを今後の実習や将来に生かしていきたいです。(上田桃子)
〇初めてクリニクラウンの詳しいお話や動画を見て、実際のクリニクラウンのメンバーの方や、入院されているお子さん、そのご家族の気持ちについて自分なりに考えてみました。死の存在が身近にある中で、クリニクラウンの明るさは、ただ明るいだけでなく、病院だからこその強い意味を持つものなのだなと思いました。お話しの中の「私、笑っていいんですね」とおっしゃったお母様は、大いに救われたのだと思います。同時に周囲が明るく、雰囲気が良くなることで、子ども自身にも良い影響があるのだろうと思いました。病院で生活している子どもは、友人と遊ぶという経験が乏しくなってしまいがちだと思います。その中で、日頃周囲にいる大人とは違う「遊び相手」としての存在がいるのといないのとでは、子どもの気持ちや病院での過ごし方に大きな違いがあるのだろうと思いました。活動の中で子どもを中心に考え、小さな体の動きや無意識の行動など、細かな部分にアンテナを張り、子どものために行動するということを聞き、医療の現場と日常の保育で、場所は違えど、同じように子どもと真剣に向き合う仕事なのだと実感しました。(佐々木彩羽)
