見学実習の様子を紹介します

健康保育学科3年対象の科目「知的障害者教育課程論」の授業の一環として、岡山県健康の森学園支援学校において見学実習を行いました。特別支援学校(知的障害)における教育課程の説明を受けたうえで、小学部から高等部までの児童生徒の授業を参観させていただき、特別支援学校(知的障害)における教育課程の学びを深めることができました。

岡山県健康の森学園支援学校 宮木校長先生による挨拶

校内見学時の様子

校内見学後の振り返り時の様子

授業見学後の質疑応答の様子(その1)

授業見学後の質疑応答の様子(その2)

授業見学後の質疑応答の様子(その3)

授業見学後の質疑応答の様子(その4)

学生の感想

〇今回の見学実習を通して、特別支援学校に対するイメージや見方が大きく変わった。実際に児童生徒がどのような学校生活を送り、どのように学習しているかを知ることができ、とても貴重な経験になった。特に、教師がすぐに手助けをするのではなく、児童生徒が「自分でできるようになること」を大切にしながら支援していたことが印象に残った。また、教室環境や教材、スケジュールなどにも多くの工夫があり、一人ひとりが安心して活動できる環境づくりが行われていることを学んだ。健康の森学園の教育についても知ることができ、児童生徒一人ひとりに寄り添った支援の教育や魅力を感じた。今回の見学を通して、特別支援教育や特別支援学校への関心が高まり、また見学に行って学びたいと感じた。(片山 結花)

〇思った以上に体験や経験を通して各教科の学びを深めていたのが印象的でした。私の中では個人個人に寄り添いながらも座って授業、何か教科書等を観ながらの授業だと思っていたので、複数の教科がまざりながら授業していて驚きました。単元ごとというよりは、活動の中の行動を教科と結び付けているという印象を持ちました。作業の時間では、日誌を書くという場面があり、内容を見せていただくと、同じグループ分けでも日誌の様式が違っていて、一人一人の状態に合わせるという意味を再認識しました。(鹿野 栞莉)

〇室内、室外で作業・活動を行い自然にふれたり仕事に慣れたりすることに向けて支援をしていることが印象に残りました。小学部ではひらがなやイラストでスケジュールや収納を書き、これからの学習につながるような授業を段階的に行われていて、中学部では学年ごとに作業が始まり、スケジュールにも漢字が使われるようになっていました。高等部では、ミシンを使ったり計量をしたり作業の説明を自分でしたりして就労に向かった活動をしっかりされていて、縦割りで3年間同じ班で作業することで先輩から後輩への学びが受け継がれ、生徒同士で学びを得ていることを知りました。授業や作業以外にも、生活習慣が身に付くよう寮での生活に色々な支援がされていたり、色々なところに子どものための支援がされており、環境にも工夫をされていると分かりました。(綱島 和)

〇実際に様子を見て改めて個人差はあると感じました。しかし、先生方は焦らすことなく、1人1人のペースに合わせて、待つ、様子をうかがう、支援を行っていました。また、廊下のカレンダーや、授業前の曜日確認、名前を呼ばれるなど、私たちからしたら何気ないことだが、算数の学習、国語、自立活動などが取り組まれており、日常生活を通して色々なことを学んでいるのだと思いました。作業学習を見た際、小学部とは雰囲気がまた異なり、ただ作業するのではなく、その作業がどう繋がっているかなど理解し、見通しを持てているように感じました。途切れた支援ではなく、継続的な関わりを通し、縦との関わりを持ちながら支援の大切さについて学びました。(日浅 湖都)

〇特別支援学校に行くのが初めての経験だったため、普段の座学だけでは分からないような環境上の工夫や、教師の子どもたちへの関わりなど、具体的に詳しく学ぶことができたので良かったなと思った。特別支援教育について難しそう、大変そうなどのイメージを勝手にもっていたが、大変な仕事であることに変わりはないが、子どもたちが活き活きと活動し、高等部ともなると自分でやるべきことを理解して主体性をもって活動できている姿を見て、難しい、大変というだけではく、子どもの成長や喜びを傍で見守ることのできるやりがいのある仕事であると、イメージが変わった。今回の見学で学んだことをこれからの学びと結び付けてさらに特別支援教育への理解を深めていきたいという意欲につながった。(藤川 心)

〇見学を通して、座学だけでは知ることのできない実際の教室やクラスの雰囲気、子どもたちの様子を学ぶことができました。特に印象に残ったのは、子ども一人ひとりに合わせた環境面での工夫です。例えば、片腕に麻痺のある子どものために肘かけが用意されていたり、正しい姿勢を保てるよう椅子に補助が付けられていたりするなど、安心して過ごせる配慮がされていました。また、気持ちを落ち着かせるための暗く静かな空間や、活動の順番を視覚的に分かりやすく示す工夫も見られました。私は、子どもの生活や学びにおいて環境は非常に重要であると考えているため、一人ひとりに寄り添った環境づくりが行われていることに感銘を受けました。今回の見学を通して、子どもが安心して過ごし、学ぶことのできる環境を整えることの大切さを改めて実感しました。(山口 莉乃)