こんな人を育成します
健康保育学科では、保育者としての責任や使命の理解に努め、専門的知識、技術及びコミュニケーション力を身に付けた人、地域の保育問題を発見、解決しようとする力や、保育者として生涯学び続けようとする力を身に付けた人に学士(保育学)を授与します。
カリキュラムのねらい
健康保育学科では、保育所、幼稚園、認定こども園、児童福祉施設などで健やかな子どもの成長・発達を見守る保育者の育成を目指します。地域ではぐくむ子育て支援力の獲得と向上を目標として、教養と感性を磨き、思考を深め、自ら課題解決に取り組む力を高めることができるようなカリキュラムを設定しています。
こんな人材を求めています
健康保育学科では、少子高齢化社会に関連する地域の保育問題への関心と探究心を持ち、三世代間交流などをとおし、地域ではぐくむ子育て支援に貢献したいという意志を有する人を求めています。
新しい課題:発達障がい児の支援や病児保育についての科学的・医療的な知識
*子どもの発達を支える保育専門職の育成を目指して、本学独自に「こども発達支援士」の称号を授与するものです。
地域のご家族にご来場いただき、学生が企画した舞台発表やあそびコーナーを実践しています。子どもたちとの双方向的なやりとりを通して、子どもへの理解を深め、総合的な保育力の向上を図る学科行事です。
あそびコーナの様子
地域の親子が利用する「ひだまりのいえ」の実践見学や発達支援センター「なごみ」における児童の学習支援を行っています。また、作業療法やことば・きこえの専門家をお呼びし、発達に課題のある幼児への関わり方を実践的に学びます。
NiU新見駅西サテライトでの活動の様子
健康保育学科は、教育支援センターを拠点に新見市の全ての保育施設と連携し、常に子どもと触れ合える実践的な教育環境を整えています。センターには経験豊富な専門スタッフが常駐し、保育に関する学生の相談に適切な助言を行います。
教育支援センターの活用の様子
竹歳 萌子さん
健康保育学科4 年
鳥取県立倉吉東高等学校出身
私が3 年次の学科行事「ゆめのぽけっと」で取り組んだ影絵は、先輩方もやったことのない演目だったため、練習を重ねていくたびに出てくる課題に心が折れそうになりました。しかし、本番直前まで仲間と一緒に向き合い、共に解決していきました。本番では、子どもたちの楽しそうな反応がうかがえ、大きな達成感を得ることができました。これからさらに保育の専門知識と実践力を磨き、周りの人たちと共に子どもの笑顔を守ることができる人になりたいです。
竹歳 萌子さん
徳永 智香さん
健康保育学科3 年
愛媛県立大洲高等学校出身
私は、恵まれた環境の中で多くの友人と充実した大学生活を送っています。保育実習では保育の大変さを知るとともに、楽しさや奥深さを学びました。実習中に2 歳児が「トイレに行きたい」と初めて言えた場面にも出会い、子どもの成長の瞬間に立ち会える幸せを感じました。また、先生方の優しさに触れ、子どもたちの笑顔に何度も癒されました。将来は子どもや保護者の心に寄り添い、一つ一つの気持ちを大切にできる保育者になりたいです。
徳永 智香さん
保育士、幼稚園教諭一種免許状、特別支援学校教諭一種免許状、こども発達支援士※
(※新見公立大学が独自に授与する称号)
社会福祉主事任用資格、児童福祉司任用資格※1、児童指導員任用資格、家庭相談員任用資格、防災士受験資格※2
※1 児童福祉司に任用されるためには、単位取得のほかに、指定施設で1年以上の相談援助実務経験が必要