健康保育学科2年生を対象にキャリア講演会を実施しました

 今回は認定NPO法人・日本クリニクラウン協会の熊谷恵利子先生、森下弥生先生のお二人をお招きして、クリニクラウンとしての活動の内容、理念、こどもとのコミュニケーションのヒントなどについてお話していただきました。今日のお話を聞く中で、病児保育に興味をもった学生もいるようでした。

 


 クリニクラウンとしての活動の紹介

 

 後半のワークショップでは全体での活動、グループやペアでの活動を通してコミュニケーションについて考えました。学生たちは、その中で心が動く瞬間を実感したり、コミュニケーションの中で予想外のことが起こる面白さなどに気づいたりでき、学びの多い有意義な時間が過ごせたようでした。

 


 ワークショップの様子

 

学生の感想

 クリニクラウンの存在を知ったのは、小・中学生頃読んだ何かの本でした。その時も、すばらしい存在だなと思っていましたが、今回講演会を聞くことができたのでとてもうれしかったです。クリニクラウンの先生方の「すべての子どもに子どもの時間を」―心が動く瞬間、ワクワク、ドキドキを届けたいという思いに感動しました。保育士として働くうえでも大切なことがあり、新たな発見へとつながるとても良い機会となり感謝でいっぱいです。    橘高 未歩

 

 今日の講演会をきいて子どもを楽しませる力のすごさを感じました。病院で生活している子どもたちの中には様々な子がいて体や表情を自由に動かせない子もいるなかで、伝わってないと思うのではなく、心のなかでは感情が動いていることを理解して、伝えたいという思いをもって伝えることが大切なのだとわかりました。コミュニケーションの話もとても印象的で、活動の中でゲームをして、会話のエラーが起こることは当たり前でだからこそ楽しいし面白いという考え方はすごく素敵だと思いました。ありがとうございました。  森 柚葵