講演会とシンポジウムの様子

 
 11月13日(水)に,「富坂子どもの家」(児童発達支援・相談支援施設:東京)施設長の勝間田万喜先生をお招きして,子どもの自己教育力を見守り育む子育て支援について講演して頂きました。
 また,ノートルダム清心女子大学付属幼稚園主任の蜂谷里香先生,若竹の園主任の茂呂智子先生,本学の髙月教恵名誉教授を交え,「子どもの自己教育力を認め守るために求められること」というテーマでシンポジウムを行って頂きました。


 
 シンポジウムの様子

新見市内外からたくさんの方にご来場いただくとともに,健康保育学科からは1年生が参加し,聴講しました。
 

 


 会場からの質問に,丁寧にお答えいただきました

 

講義の様子

 また,翌日には,「子どもの自己教育力を見守り育む子育て支援とは(2)」というテーマで,健康保育学科の1年生,4年生を対象に講義をして頂きました。


 
 熱心に聞き入る学生たち

様々なモンテッソーリ教具に触れながら,グループワークを通して学びを深めました。

 


 モンテッソーリ教具に触れてみる学生たち

 

学生の感想

 保育現場では,子どもと一緒に歌を歌う場面がたくさんありますが,歌うだけで歌詞の意味を理解せずに歌を歌っていることが多々あるということが分かり,簡単な歌詞の意味を子どもたちに伝えた上で,歌詞と実物をリンクさせることが大切であることが分かりました。モンテッソーリ教具は遊び方が決まっていないため,子ども自身の発想によって様々な遊び方ができるということが分かり,子どもたちの自由な発想で遊びを展開することが大切であるということを学びました。(4年 佐藤 優芽)
 

 プロの保育職の皆様から、保育についての新鮮な知識を多くいただけた、非常にありがたい機会でした。モンテッソーリ教育を初めとした、子どもの自己選択を大事にする取り込みのなかで、伸び伸び育つ子どもの姿に感動しました。例えば、水を注ぐのに夢中な子ども、先生は優しく見守り、その集中を邪魔しない。そうして一つ一つのことを身につけ、大人になっていく姿を想像すると、わくわくしました。
この機会を通して、一人一人の可能性を大事にする、そんな保育士になれたらいい、きっと楽しいと思えました。(1年 川満 健成)