土下座祭りに「地域福祉学科の学生」が、お囃子隊として参加しました

 

 新見は、元禄10(1697)年初代藩主関長治候が築いた町です。関長治候の新地入国時の大名行列に端を発する「御神幸武器行列」を沿道の人たちが土下座をして迎える「新見土下座まつり」は毎年10月15日に行われます。新型コロナウイルス感染症により2年連続中止になっていましたが、今年3年ぶりに開催されました。

 

湯立ての神事

 

前夜祭の「湯立ての神事」
 前夜祭の「湯立ての神事」

 船川八幡宮で行われた前夜祭の「湯立ての神事」には本学の学生30名が、アナウンス、かがり火、湯立てなどを担当するボランティアスタッフとして参加させていただきました。

 

お囃子隊

 

 お囃子隊
  地域福祉学科2年生のお囃子隊

 翌10月15日、きれいな秋空のもと「土下座まつり」が開催されました。祭りには、地域福祉学科2年生が地域文化実習の授業で「お囃子隊」として参加しました。地域文化実習では福祉実践において地域の生活文化を理解することを目的に開講され、お囃子や備中神楽を学んでいます。お囃子履修者は練習の成果を発表する場として、また神楽履修者は獅子頭等を持ちお囃子隊を支える立場として参加しました。

 沿道から応援して下さった地域の皆さんから、「賑やかになってよかったね」「お囃子が一番!」などのお声かけも沢山いただきました。厄除けになるといわれる獅子も大人気だったようで、次々に「噛んでやって」という保護者の方々の声、おっかなびっくり噛む学生、それに続く子どもの泣き声とご家族の笑い声など、「ハレの日」らしい光景でした。

 

ボランティアとして活躍

 

新見公立大学のボランティア
 新見公立大学から参加したボランティア

 

新見公立大学のボランティア
 新見公立大学のボランティア

 今年は子供武器行列や子供の樽神輿がありませんでしたが、地域共生推進センターからボランティアで参加した本学の学生たち67名も加わり、祭りの賑わいに華を添えました
 

 授業で参加した学生たちはもちろんのこと、ボランティアでの参加の学生たちにとっても、この経験は新見で過ごす4年間の中で印象的な思い出になると思います。また、将来福祉職・医療職として活躍する時には、地域理解や生活理解に役立つことと思います。3年ぶりの開催にご尽力された皆様方に心より感謝申し上げます。

 

 受験生のみなさん、新見公立大学に来て、お囃子隊やボランティアとして一緒に参加しませんか