基礎ゼミナールC アサーショントレーニングでの学び

 6月1日に県立広島大学より講師の先生をお招きして、アサーショントレーニングについて受講しました。「自分も相手も大切にする自己表現」を意味するアサーションは、日常のやり取りに変化と充実感をもたらすコミュニケーションの方法と関わり方です。
 そこで私たちは相手のことを傷つけることなく、自分の意見を伝える方法を学びました。

 個人で考える時間もありましたが、グループで考えることが多くあり他の人の考えを聞くことで新しい考え方が生まれた気がしました。

 今日の講義で印象に残っていることは、アサーティブな言動では私が思ったよりもストレートに自分の意見を表明していたことでした。私は、この講義を受けるまで、日本人に多い控えめな自己主張が良いものと捉えていました。

 実は、これはノン.・アサーティブにあたり、自分の意見が言えないことで無理なことを押し付けられるなどの不利益をもたらすこともあり、自分の気持ちや意見を伝えることは大切なことだと感じました。

 私たちが目指している社会福祉士や介護福祉士などの福祉職は、利用者はもちろんのこと多職種とのコミュニケーションの中で、自分の意見を伝えることや人の意見を聴くことの両方が必要な職種であるため、今回の講義で適切に自己表現する方法を学ぶことができて本当に良かったです。

 この学びを忘れずに、普段から意識してアサーションを用いて人と関わって行きたいと思いました。
                                    地域福祉学科 1年 春島 菜々望

 

授業の様子
 授業の様子 1

 

授業の様子
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