2年生の授業「表現技術」では、子どもの表現の特性と心身の発達を学びながら、身体表現遊び・表現運動・リズムダンス・創作ダンスの演習を行います

 本授業では、豊かな感性(他者を感じる力・イメージ力)・創造力(新しいことを創り出す力)・コミュニケーション力(他者と協働する力)・表現力(身体で表現する力)の4つの力を身に付けることを目標としています。

 15回目の授業では、食育をテーマとした創作ダンス劇「イッツ ア フード ワールド~食べられるコトって素晴らしい~」を発表しました。今回は発表会の様子と学生たちの授業の感想をご紹介します。

 


野菜や食材、親子や農家、食神、フォークやナイフなど、様々な役になりきりました
 


子どもたちに野菜の美味しさや重要な栄養素を伝えるため、演出に工夫を凝らしました
 


劇のシナリオ、セリフ、ダンス、衣装、選曲は全て自分たちで考案しました


これまでの学修の成果が発揮され、創作ダンス劇の発表会は大成功でした
 

学生の感想

表現の中にはダンスだけでなく、何かになりきったり、音を鳴らしてみたり、身体を楽器のようにしたりと様々な形があることを知りました。誰でも簡単に楽しむことができる表現は素敵で、子どもたちともやりたいなと思いました。また、みんなで1つの作品を作る楽しさを知ることもできました。意見やアイデアを出し合い、自分たちでオリジナル作品を作ることは、とてもわくわくしました。観てくれた方の笑顔を見れて、頑張って良かったと感じました。
(名本 ひなた)

この授業を受けて、私自身、受講する前は子ども達に指導することにあまり自信がありませんでしたが、授業を受けた後は、子ども達が身体表現を楽しむためにはどうすれば良いのか、授業を通して理解することができました。そして、何よりも身体表現、ダンスにおいて大切なことは、楽しむ事だと思います。自身の感情に任せて、保育者自身が楽しむべきであると、この授業を通して学べたと思います。
(西野 昊眞)

表現技術の授業を通して、表現することの楽しさを改めて知ることができました。普段動かさないところを動かして、様々な動きに挑戦したり、ダンスで表現したりすることで「自分」を表現することができたと感じました。劇では、自分の意見をしっかり伝え、グループで協力して作り上げることができ、とても良い経験となりました。表現をすることは少し難しいと感じている子どもも多いと思うため、全ての子どもに楽しいと思ってもらえる指導をしたいと思います。
(井上 奏絵)