健康保育学科1年生が、12月14日(木)、19日(火)に新棟講堂で、「保育内容「表現」(身体表現)の指導法」の授業の一環として、「表現発表会」(音楽劇の上演)を行いました。


 必修科目「保育内容「表現」(身体表現)の指導法」のなかで、1学年全員が出演する本学健康保育学科の音楽劇は、全国の保育者養成校でも例を見ない取り組みです。演劇は、身体表現、言語表現、造形表現のすべてを用い、仲間と協力して創り上げる総合的な表現活動です。

 1年生49名全員が4つのグループに分かれ、それぞれ、音楽劇「スイミー」「ブレーメンの音楽隊」を上演しました。衣装や小道具、舞台背景などは、すべて学生の手作りです。また、ピアノや楽器演奏、音響、照明、チラシ作成なども学生たちが行いました。

 


 スイミー1

 


 スイミー2

 学生たちの個性や、アイディア・工夫が詰まっています。CDは一切使わず、ピアノの生演奏と歌声で紡いでいきます。

 


 ブレーメンの音楽隊1

 


 ブレーメンの音楽隊2

 歌や楽器演奏を随所に取り入れた、「音楽劇」にふさわしい作品になりました。

 

 学生たちは、保育園・子ども園・幼稚園での生活発表会等で行う劇づくりの基本、すなわち舞台構成や演出、舞台美術や衣装、小道具の作成、ダンスの振り付け等についての実践的なスキルはもとより、主体性や創造性、想像力や表現力、協調性など、保育現場で必要不可欠な力を養うことができました。