1月29日、2月6日、2月21日に、健康保育学科3年生有志が、新見市内の子ども園(中央認定子ども園、哲多認定子ども園、上市認定子ども園)で、手作り弦楽器「バンドーラ」を演奏しました。

 


 昨年4月から約、半年間をかけて、一人一台、バンドーラを制作しました。

 
 電動糸のこぎりで、自分の好きなデザインに形作ります。
子どものための弦楽器「バンドーラ」は、自分の好きな形で制作できるのが大きな特色です。
のこぎりやかなづち、ノコヤスリなど、さまざまな道具・工具を使って行う、ものづくり・造形活動です。

 


 色塗り。完成が近いです!

 

  
 1月29日、中央認定子ども園で、演奏をしました。

 バンドーラは、やわらかな澄んだ音色が特徴です。
大きな音が苦手で耳をふさいだり、敏感な子どもたちも、弦楽器のやわらかな音色には耳を傾けてくれます。

 

 
 2月21日、上市認定子ども園にて。

  
 上市認定子ども園では、保育参観の場で、園児や保護者の前で演奏をしました。
曲目は、「かえるの歌」「きらきら星」「たきび」「夕焼け小焼け」「ふるさと」「ももたろう」「大きな栗の木の下で」「どんぐりころころ」♪
 子どもたちも一緒に歌ったり、手遊びを交えたりしながら演奏しました。

 


 演奏の後は、子どもたちに、バンドーラに触ったり、弦をはじいて音を楽しむ体験をしてもらいました。
 

  海外とりわけヨーロッパの保育・幼児教育の現場では、弦楽器が盛んに取り入れられています。学生たちは、保育現場で必要なピアノ演奏のスキルに加え、弦楽器の演奏スキルも身につけ、弦楽器を奏でる楽しさ、豊かさを実感しながら、保育技術を高めることができました。