健康保育学科では、3年次から各ゼミに分かれて、2年間をかけて卒業研究に取り組み、その集大成として、卒業論文を執筆します。

 


 公文学長があいさつを行いました



 卒業研究について、一人15分で発表・質疑応答を行いました。

 

 

卒業研究のテーマの一部を紹介します

・「描画法を活かした子どもの造形表現活動の研究」
・「幼児期の園での食に関する経験が現在の食行動に及ぼす影響」
・「保育園・こども園で受け入れている医療的ケア児の保育の充実化に向けて」
・「保育学生のピアノ演奏に対する不安について―読譜力との関係性に焦点を当てて―」
・「日本の男性保育者政策のあり方と課題に関する研究―デンマークでの取り組みに着目して―」
など。

 

<学生の感想>

 私は、日本の男性保育者政策のあり方と課題について、デンマークでの取り組みに着目して研究を行いました。研究では、男性保育者に対するイメージや、デンマークでの男性保育者に関する取り組みについて、学生や保育者、乳幼児をもつ保護者にアンケート調査を行い、日本での取り組みに関する考察を行いました。発表会では、10分という短い時間で研究内容を分かりやすく伝えることが難しく、大変でしたが、先生のご指導や仲間との練習のおかげで、良い発表ができました。卒業研究を通して学んだことを保育現場でも活かしていきたいと思います。                            (健康保育学科4年 西浦直希)

 

 私は保育園やこども園で受け入れている医療的ケア児の現状について、看護師と保育士の協働に焦点をあてて研究を行いました。実際に受け入れを行っている園にインタビューさせていただき、現場での様子について知識を得ることができました。そこで聞いた内容に考察を加えながら論文を作っていくことは簡単ではありませんでしたが、友達や先生方のおかげで最後まで完成させることができました。卒論発表会は少し緊張しましたが、終わった後はやりきった気持ちからの達成感がありました。大学生活の集大成となる卒業論文になったと思います。                              (健康保育学科4年 市位明日香)

 

 私は、描画法を活かした子どもの造形表現活動についての研究をしました。文献調査やインタービュー調査から、描画指導法は子どもの実態に沿うように工夫して、適切に取り入れることが大切で、それにより、子どもは個性を生かしながら楽に楽しく絵が描けるようになることが分かりました。約2年間かけて卒業研究を行い、「自ら調べ、学び考えること、成長に繋げること」の大切さを実感することができました。これからも社会人として保育者として、日々学び、考え、成長できるよう、精一杯努力していきたいと思っています。
                                 (健康保育学科4年 梅田祐芽)