「保育内容『言葉』の指導法」の授業で、「おはなし会」の活動計画を作成し、実践する「おはなし会」を行いました


 グループでの活動立案・練習・実践・振り返りを通し、これまでの授業での学びを実践へとつなげていきます。

 まず、各グループで季節の行事や食べ物などのテーマ設定をし、子どもが楽しめるプログラム構成を考えました。次に、絵本、パネルシアター、ペープサート、紙芝居などから何を選択し実践するかを検討し、本番に向けて練習を重ねました。5月から準備を始め、実習期間を経て、会の開催となりました。

 当日は、全グループが交替で「子ども役」になり、子どもであればどのような反応をするかを考え、実践者へ反応を返しました。実践者は、それらの反応にしっかり応答しながら、おはなし会を楽しくすすめていました。実践後は、実践動画を視聴し、評価シートを参照しながらグループで振り返りを行いました。

 


 てあそび「バスにのってゆられてる」を子ども役の学生と一緒に

 


 パネルシアター「おおきなかぶ」

 


 クリスマスのおはなしを創作し、サンタクロースとトナカイがパネルシアターをしました

 

学生の感想

 おはなし会で皆の発表を見て、子どもたちが楽しく参加できるように、問いかけたり一緒に歌ったりしている姿がとても参考になりました。
                                  (2年 津乗 夢叶)

 子どもへの対応、制作などの準備、環境構成など、様々なことに配慮することの大切さを実感しました。実習後ということもあり、子どもの姿をより想像しながら練習・実践することができました。
                                  (2年 古賀 美咲)

 動画を見て振り返りをし、おはなし会は複数のものを組み合わせて行うものであり、1つのものがよかったとしても、全体としてのまとまりがないといけないと感じました。子どもの目線で物事を考えること、言葉がけひとつにしてもその姿勢が大切だと思いました。
                                  (2年 安永 ゆずな)