高瀬地域の食文化を通した地域交流(地域福祉学科の取組 22)
私達の基礎ゼミでは、食文化を通した地域交流を目的として、高瀬地域に出向きました
主な活動は、5月にまず地域を探索し、8月にそばの種を蒔き、10月に刈り取り、1月にそば打ちをするという流れの体験です。
最初の活動では、地域の方と共に高瀬地域を歩き、地域の自然や生活のことについて教えていただきました。そば蒔きでは、手で種を蒔き ながら、足で土を被せるという技術を教えていただきました。そば刈りでは、成長したそばを手作業で収穫し、脱穀機でそばの実と、茎を分けました。そば打ちでは、私たちが蒔き、収穫したそばから地域の方がそば粉を準備して下さり、地域の方とそばを作り一緒に食べました。
新型コロナが流行っており、なかなか交流ができない状況で、貴重な体験をさせていただきました。また、地域の方々がそばを管理してくださったおかげで、そば打ちをすることが出来たので、感謝の気持ちをもって、活動することが出来たと思います。
そば粉やけんちん汁など準備してくださったり、野菜などをくださったり、地域の方々の温もりを感じる活動でした。
活動を通して主に3つのことを学びました。
1つ目は、世代間交流の大切さについてです。私たちは、高瀬地域の高齢者の方たちとの交流を通して、その明るい姿から元気をもらうことができました。それだけでなく、地域のことや知識を学ぶことができました。
2つ目は、その地域を知ることの大切さについてです。高瀬地域の文化や背景を知ることで、表面上だけの交流ではなく、より深い交流を行うことができました。3つ目は、目上の方と接する時の礼儀についてです。実際に地域の方と関わることで礼儀やマナーを学ぶことができました。
このように、今回の高瀬地域の方々との交流で、基礎ゼミの到達目標を意識しながら活動することができました。今回学んだことを今後、別の活動で活かしていきたいと思います。
地域福祉学科基礎ゼミ 高瀬地区蕎麦チーム一同