新見公立大学新棟建設に向けての安全祈願祭でのご挨拶

                                  新見公立大学 学長 公文裕巳
 
 公立大学法人新見公立大学を代表いたしまして、ひとことご挨拶を申し上げます。まず、平成31年1月17日、大安の今日の日に、念願の新見公立大学地域共生推進センター棟の安全祈願祭、その神事が滞りなく執り行われましたことに心より感謝申し上げます。また、今回の地域共生推進センター棟の建設に暖かいご理解とご支援を賜りました、池田一二三 新見市長、仲田康豊 新見市議会議長、林 光和 市議会議員をはじめ関係各位の皆様に改めて厚く御礼を申し上げます。
 本年4月からの「人と地域を創る新見公立大学 新・健康科学部1学部3学科」の開設は、18歳人口の減少と大学間競争が激化するこれからの時代において、本学の持続可能な未来を切り拓くために必須の大学改革であります。同時に、本改革は、新見女子短期大学に始まります本学38年の歴史と伝統を基盤に、課題先進地・新見市にあることを地の利として、日本の中山間地域の地域共生社会の実現に向けて、次世代の保育、看護、介護、福祉のスペシャリストの育成と多職種連携の在り方を検証していくという新見公立大学が全国に発信する大いなる挑戦でもあります。
 株式会社宮崎建築設計事務所の管理のもとに、建築主体工事特定共同企業体 片岡工業株式会社、宗宏工業株式会社、杉岡建設株式会社、電気設備主体工事特定共同企業体 株式会社中電工新見営業所、東亜電工株式会社、ならびに機会設備主体工事特定共同企業体 株式会社三備電業社、中村建設株式会社 新見支店という、新見市を代表する錚々たる企業の皆様が本建築工事にご参加いただくことに感謝申し上げます。本地域共生推進センター棟が、皆様の英知と匠の技の結集により、新見公立大学の発展と新見市版地域共生社会の実現に向けて、学生、教職員ならびに地域の皆様とともに呼吸し、成長していく、魂の宿る学び舎と地域交流の場となることを期待いたしております。
安全祈願祭1安全祈願祭2