2024大学院紹介:看護学専攻(博士後期課程) 2023年4月開設
地域共生推進センター棟
看護学専攻 (博士後期課程)
Doctoral Course of Science in Nursing
博士(看護学)入学定員 2人
Doctor of Science in Nursing
看護学の視点からみた全世代型地域包括ケアの深化・推進
中山間地域の全ての世代、あらゆる健康レベルにある人々を対象とし、保健・医療・福祉の課題を包括的に捉えて、看護の視点から「こころ」と「身体」の健康を支え、住み慣れた地域で誰もが安心して、その人らしく暮らすことができる全世代型地域包括ケアの実践に向けた創造的な看護を探究します。
全世代型地域包括ケア概念図
専攻の目標
中山間地域に暮らす全ての世代の「こころ」と「身体」の健康を支えるために、教育研究機関、行政機関、医療機関等で、全世代型地域包括ケア看護学の深化・推進に貢献する質の高い看護研究者を育成する。
修了後の進路
教育研究機関、行政機関、医療機関等において活躍する看護研究者
専攻の特色
- 中山間地域における保健・医療・福祉の現状を踏まえ、全世代型地域包括ケア看護学を探究する力が修得できます。
- 地域の全世代の心身の健康課題解決に向けて地域包括ケアを構想し、課題を追究・解決する能力とともに、自治体に向けて提言する力が修得できます。
- 地域の健康問題への支援について具体的に課題意識を持って取り組むことができます。
南方向から新見市街地を望む
授業風景
カリキュラム/時間割
平日 18:20~21:30
土曜日 9:20~18:10
オンラインでの講義やオンデマンド授業(授業配信)を併用する場合もあります。
カリキュラム表
カリキュラムの特色
基盤科目
中山間地域における保健・医療・福祉の現状を踏まえ、全世代型地域包括ケア看護学を探求します。
専門科目
地域の全世代の心身の健康課題解決に向けて地域包括ケアを構想し、課題を追究、解決する能力とともに、自治体に向けて提言する力を養います。
研究科目
基盤科目、専門科目をもとに、地域医療に貢献するための思考力と確かな研究力を養い、自立的に研究を遂行し、看護学を探究する能力を高めます。
修了に必要な単位数:合計19単位以上
基盤科目
看護学研究方法論
国内外の研究論文の精読を通じて、研究課題の明確化や研究計画立案、論文作成の留意点の理解を深め、地域医療に貢献するための思考力と確かな研究力を養い、看護理論の構築・看護モデルの問発に必要な研究方法を修得。
地域包括ケア看護学特論
中山間地域等、様々な地域の保健医療の課題に対して、アプローチできる思考力、分析力とともに、課題を追究、解決する能力、地域包括ケアの深化を目指し地域医療を支える看護研究者としての能力を修得、地域課題解決のために解決策の提言ができる能力を向上。
応用看護統計
統計的モデル選択や尺度問発など、看護研究を実施する際に必要とされる統計学の知識や技術を修得。
精神保健ケア特講
中山間地域における全世代のこころと身体の健康を支援する地域包括ケアシステムにおける課題を追究し、解決する能力を修得。
専門科目
地域生活支援システム看護学特講
中山間地域で生活している全世代を対象とした健康問題や支援の課題について取り上げ、看護職の視点でアプローチするための分析カ・研究力を高め、地域の特性を踏まえて、在宅生活の継続における地域生活支援システムを探究。
継続療養支援開発看護学特論
病院医療の課題を分析し、課題解決に向け提言できる能力を高め経過別看護における看護の高度な専門知識・技術を探究するとともに、職種間の連携や看護専門職の役割と機能、在宅療養者とその家族へのアブローチするための分析カ、構想カ、課題を探究。
研究科目
看護学特別研究Ⅰ・Ⅱ
看護学特別研究I (1年)・・・自身の研究テーマに関達する文献をレビューし、後期課程で取り組む研究課題を明確にし、研究提案書を作成。
看護学特別研究Ⅱ(2年)・・・研究テーマのさらなる明確化と研究の科学性と倫理性を考慮した研究計画書の作成。
看護学特別研究Ⅲ (3年)・・・研究の遂行と博士論文の執筆。
入学試験
- Ⅰ期
- 出願期間:2024年9月2日(月)~2024年9月9日(月)【必着】
- 試験期日:2024年9月21日(土)
- Ⅱ期
- 出願期間:2025年1月28日(火)~2025年2月4日(火)【必着】
- 試験期日:2025年2月15日(土)
※Ⅱ期については、Ⅰ期日程で定員を満たさなかった場合にのみ実施します。
- 会場:新見公立大学
試験科目
専門科目(看護学)、英語、面接(口述試験)
登録日: 2023年9月4日 /
更新日: 2023年9月4日