【2025健康保育学科だより・第7号】保育3年 保育実習Ⅰ(施設)の「実習報告会」を行いました
実習報告会の様子
保育実習Ⅰ(施設)では、保育所以外の児童福祉施設や社会福祉施設において実習を行います。6月から7月にかけて、各施設で実習をさせていただきました。
実習では各施設の利用児さんや利用者さんとのかかわりを通して、一人ひとりのニーズに応じた具体的な支援や各施設の機能、施設職員の方々の役割等について学ぶことができました。今回の授業では、実習で学んだことをグループごとに発表しました。
順番にみんなの前で実習を通して学んだことを発表しました。
発表を聞いて、疑問に思ったことについて質問しました。
学生の感想
10日間児童養護施設での実習を体験して、今まで関わることがなかった中高生との関わりの仕方や施設の生活について詳しく学ぶことができました。中でも、子どもが大人に見せる姿と子ども同士の中で見せる姿の違いに気づきました。大人に見せる姿には、ためし行動や暴言・暴力といったよくない行動が見られるためそこに目を向けてしまいがちです。しかし、子どもたちと関わっていく中でみんな思いやりのある優しい子たちだということが分かりました。そこをしっかり大人は見つけながら言葉で伝えていくことが大切であると学びました。今回の実習での学びを今後の実習や現場での関わりにつなげていきたいと思います。(名本ひなた)
私は今回の実習で障害者支援施設に行かせていただいたのですが、施設の1日の流れや利用者さんとの関係形成、職員の役割や多職種連携など様々な学びがありました。特に利用者さんとの関係形成では、様々なコミュニケーション方法や一人一人にあった関わり方を心掛けることの大切さについて学ぶことができました。10日間の実習を通して、施設職員の仕事は私の想像していた以上に多くの責任と労力が伴う大変な仕事であることを知りました。しかし、大変な中にも確かな喜びがあり、利用者の方の日常に寄り添いながら支援していくこの仕事に深い魅力を感じました。(関ひなた)