鳴滝塾XV 公開シンポジウム「学びの場としての大学」をひらく ~NiU版障がい者オープンカレッジに向けて~ を開催しました。
2026年6月27日(土)、新見公立大学地域共生推進センター棟講堂において、
新見公立大学「鳴滝塾」 NiU XV 公開シンポジウム「『学びの場としての大学』をひらく―NiU版障がい者オープンカレッジに向けて―」を開催しました。
本シンポジウムは、知的障がいのある人が大学で学ぶ仕組みについて考えることを目的に、新見公立大学全世代型地域包括ケア研究センターが主催したものです。
当日は、会場およびオンラインにて、60名以上の方にご参加いただきました。
開会にあたり、新見公立大学の公文裕巳学長より挨拶を行い、続いて、社会福祉法人旭川荘理事長の神﨑晋様より来賓挨拶をいただきました。
基調講演では、島根大学准教授の京俊輔先生より、「知的障がいのある人へのオープンカレッジに必要なこと」と題してご講演いただきました。
障害者権利条約や生涯学習の視点を踏まえながら、知的障がいのある人の学びを保障することの重要性についてお話しいただきました。
また、「知的に障害のある人のオープンカレッジinまつえ」の実践について、学生スタッフによる運営、学習サポーターの配置、わかりやすい資料づくり、
体験型の授業、社会見学など、具体的な工夫を交えてご紹介いただきました。
後半のシンポジウムでは、「障がいのある人の学びの場としての大学」をテーマに、井上信次教授が座長を務めました。
井上教授による問題提起の後、社会福祉法人旭川荘カレッジ旭川荘学院長の大月政和様、本学の高杉公人教授、森英顕教授より、それぞれ福祉型カレッジの実践、福祉教育、芸術の学びの視点から報告が行われました。
コメンテーターとして、新見公立大学客員教授で元厚生労働省事務次官の蒲原基道先生よりコメントをいただき、その後の総合討論では、大学を地域にひらくことや、学生が主体的に関わる仕組みづくり、多様な機関との連携の重要性について意見が交わされました。
本シンポジウムは、NiU版障がい者オープンカレッジの実現に向けた第一歩となる機会となりました。
今後も新見公立大学では、地域共生社会の実現に向け、障がいのある人の学びの場をひらく取り組みを進めてまいります。

新見公立大学「鳴滝塾」 NiU XV 公開シンポジウム プログラム

基調講演 京俊輔先生「知的障がいのある人へのオープンカレッジに必要なこと」

井上信次教授「障がいのある人の生涯学習」

カレッジ旭川荘学院長 大月政和様「18歳を超えた障がいのある人への学びの支援― 福祉型カレッジの事例―」

高杉公人教授「大学における学び① 福祉教育での実践」

森英顕教授「「芸術の学び」から見る、学びの場のひらき方」
総括討論 (コメンテーター 蒲原基道先生)
