【看護学科2年生】脳梗塞患者事例を用いた日常生活援助演習を行いました

 成人看護学援助論Aでは、慢性期疾患を抱える患者の看護について、講義と演習を通して学んでいます。この演習の目的は「脳卒中患者が安全安楽に日常生活援助を受けられるための、疾患や症状を理解した援助方法を実践できる」ことです。

 演習では、脳梗塞患者の事例を用いて行いました。学生が患者役と看護師役となり、患者役の学生は片麻痺スーツを着用し、実際に麻痺を体験をしながら、起き上がり介助から車いす移乗、食事介助を受けました。一方、看護師役の学生は、患者の症状に合わせた援助方法を模索しながら実践しました。

 演習後は、患者役、看護師役それぞれの立場から、積極的に意見交換を行い、患者にとって安全安楽な援助方法を考える貴重な機会となりました。

 


 とろみ付のお茶を試飲している場面



 食事介助の場面



 車いすへの移乗介助場面