3年生の実習報告を2年生が聞きました

 保育学科3年生が、幼稚園教育実習での学びを振り返り、資料にまとめて報告しました。実習の経験は省察することを通して、保育観形成につながっていきます。楽しかったこと、辛かったこと、吸収したこと、疑問に思ったことなど、仲間と一緒に振り返ることで新たな学びが生まれます。来年度、幼稚園教育実習を履修する保育学科2年生も参加し、先輩の学びを共有することができました。

 


 グループごとに視点を絞ってパワーポイント資料にまとめ、報告しました。

 

 
 各年齢ごとの責任実習(全日実習)についても報告しました。

 


 真剣な表情で報告を聞いています。

 


 2年生は3年生の実習日誌を見せてもらい、熱心に質問をします。

 


 3年生は、丁寧に2年生の質問に答えていました。

 

学生の感想

 グループの発表では、それぞれ異なる視点から子どもを捉えており、見方を変えることで援助の方法がたくさん見えてくることがわかりました。気持ちに寄り添ったり、他の遊びを提案したり、子どもが好きなキャラクターを用いて遊びに参加するきっかけをつくったりなど、様々な方法での援助を考え、子どもにとってより良い援助をみつけていくことが必要だと考えました。また、2年生と交流することで、去年不安だったことを思い出しました。私たちの話が2年生の役に立つことができたらいいなと思いました。              (3年 畠山 留衣)

 様々な事例から、言葉掛けや援助ついてなど、幼稚園教育実習のことを学ぶことができました。園による特色や教師による関わり方の違いも知り、それぞれの良さや自分の考えとの違いも感じ、いろいろな教育を学べる機会になりました。20日間の実習は長く不安な気持ちもありますが、先輩の経験を聞いて少し見通しがもてました。教育実習でどんなことをするのか、どんな子どもと出会うのか楽しみです。今日の学びをいかして、来年の実習をがんばります。(2年 北林 和果)