全世代型地域包括ケア研究センター とは
中山間地域での様々な健康・生活課題の解決に向けて、4つの部門がそれぞれ「新見モデル」の構築を目指したプロジェクト研究を実施
「企業版ふるさと納税」をお願いします!
中山間地域、岡山県新見市にある新見公立大学の全世代型地域包括ケア研究センターは、国が認定した新見市の地域再生計画である
安心して暮らし続けられる持続可能な地域をつくる事業
として、下記の4つの事業を実施しています。
これらの事業は、企業版ふるさと納税(地方創成応援税/まち・ひと・しごと創生寄附)にかかる寄附を募集しています。寄附額につきましては、10万円を下限とし、最大約9割が軽減され、実質的な企業の負担が約1割まで圧縮されます。
この事業にご賛同いただける企業の皆さまからのご応募をどうかお願いいたします。
「企業版ふるさと納税の寄附申出書」.docx [ 20 KB docxファイル]
「企業版ふるさと納税の寄附申出書」.pdf [ 93 KB pdfファイル]
コレクティブ・インパクト部門
- 中山間地域である新見市において、福祉に携わる人材が「まちづくり」「むらづくり」なども行う「福祉型ハイブリッド人材」を開発することを計画しています。
- その準備段階の第一弾として、2024年2月に、市内の社会福祉法人職員や地域運営組織の方々などを集め、関西学院大学の山崎亮氏などを迎えて「みんなが住みたくなる新見へ 地域福祉アイディア会議」を開催しました。
- このアイディア会議の結果、中山間地域の交通に携わる「福祉型ハイブリッド人材」の養成について、最も多くのご意見を頂きました。
- これをもとに、現在、移動・交通に課題を抱えるすべての人(高齢者、障がい者等)に対して、最適な移動・交通手段をコーディネートする「福祉型ハイブリッド人材」の養成を考え、今後、新見市と協働していきます。大学としては、学生通所サポーターの派遣を考えています。
「みんなが住みたくなる新見へ 地域福祉アイデア会議」での一幕
2024年2月13日「地域福祉アイデア会議」
ウェルネスライフ部門
地域の人々の尊厳を守り、生活の質を向上するための地域ぐるみで支え合う仕組みの構築に取り組んでいます。2023年7月には、NPO法人「口から食べる幸せを守る会」理事長 小山珠美氏(本学臨床特命教授)、コンチネンスジャパン㈱専務取締役 西村かおる氏(本学客員教授)を講師に、全世代型地域包括ケア研究センター開設記念公開講座・鳴滝塾Ⅶ「共に考えよう!暮らしを支える食と排せつ」を開催しました。
現在、以下の2つの活動に取り組んでいます。
- NiU-KTSMプロジェクトでは、「口から食べる幸せを守る(KTSM)」ことに関する啓発活動、包括的食支援に関わる看護・介護等の専門職人材の育成、医療機関・福祉施設等における「口から食べる幸せを守る」活動の実践と普及を目的としています。
2023年度より、NPO法人「口から食べる幸せを守る会」と協働のもと、講演会や食事介助実技研修会を実施し、新見地域の医療・福祉関係者の皆さまにご参加いただいています。
食事介助実技研修会のようす
- 認定看護師教育課程(摂食嚥下障害看護)の開設に向けて準備をしています(認定申請中・2025年4月開設予定)。全世代あらゆる方の「口から食べる」という人間の根源的な尊厳を守るため、専門的でより高度な看護実践能力を発揮して、広く社会に貢献できる人材育成を目指します!
ソーシャル・インクルージョン部門
- 日本は、人口減少・少子高齢化により生産人口が減少し、新見のような中山間地域においても、外国人労働者が増加しています。
- そこで、多文化共生のため、2024年1月から、新見市内のボランティアと本学学生(日本語教育サポーター)が無料で市内に在留する外国人に日本語を教えています(NiUにいみ日本語教室)。
- 学習者に「日本に、そして新見に来てよかった!」と思ってもらえるような「居場所づくり」を目指します。
NiUにいみ日本語教室における日本語でのディスカッション
NiUにいみ日本語教室・・・令和6年度実施中
- 日本語カラオケ大会
- 日本語スピーチコンテスト など
メンタルヘルス部門
この地域の「ひきこもり」に関する実態調査を行います。
登録日: 2024年10月14日 /
更新日: 2024年11月20日