中山間地域での食支援を考えるシンポジウムの報告

  • 開催日時:令和6年11月9日(土曜日)13:30~16:20
  • 場所:新見公立大学 地域共生推進センター1階 講堂
  • 主催:全世代型地域包括ケア研究センター

 

概要


 本学では、中山間地域の生活課題の解決に向けた実践モデル(新見モデル)の構築のひとつとして、地域ぐるみで「人生の最後まで口から食べる幸せを守る」ことを目指し、「NiU-KTSMプロジェクト」を実施しています。さらに、食支援に関わる人材育成を目的として、令和7年度開設予定の「摂食嚥下障害看護認定看護師教育課程」の準備を進めています。

 このたび、その一環として『つなげる ひろげる つづける 中山間地域での食支援を考えるシンポジウム』を開催しました。
シンポジウムは2部構成で行われ、第1部では、新見地域の医療の現状と地域ぐるみの食支援における認定看護師の役割についての講演が行われました。第2部では、食支援に関わる各専門職の役割と実践、課題についてパネリストによる発表が行われ、その後、今後の多職種連携・協働のあり方などについて議論が交わされました。会場からも活発に質問が寄せられ、地域での食支援体制を充実させるためには、多職種連携・協働が不可欠であることが改めて確認されました。

 最後に、ご講演いただいた先生方、そしてご来場いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。

 


 シンポジウムの様子