2024年2月13日、「富坂子どもの家」(児童発達支援・相談支援施設:東京)施設長の勝間田万喜先生をお招きして、モンテッソーリ教育や、モンテッソーリ教育を取り入れた「富坂子どもの家」の活動についてお話をしていただきました。

 
 健康保育学科1年生、3年生、4年生が聴講しました。モンテッソーリ教育を通して、障害を持った子どもに対する発達支援のあり方について、具体的な実践例を交えて講演をしていただきました。
 


 髙月先生によるモンテッソーリ教具の説明

 髙月先生(本学名誉教授・本学こども交流広場「ひだまりのいえ」研究員)も加わり、モンテッソーリ教具について説明していただきました。
 


 学生たちもモンテッソーリ教具に触れて体験しました
 

 
 勝間田先生を囲み、健康保育学科教員、教育支援センター職員、「ひだまりのいえ」利用者の保護者を交えて、座談会

 講演会終了後は、勝間田先生を囲み、健康保育学科教員、教育支援センター職員、「ひだまりのいえ」利用者の保護者を交えて、座談会を行いました。

 

<学生の感想>

 勝間田先生への「子どもと関わる上で大切にされていることは」という質問に対して、「子どもを偏らない目で観察すること」とおっしゃっていたことが印象的でした。ダウン症だから、自閉症だから、と支援する形を決めてしまいがちですが、一人ひとりの特性や状態をよく観察して、その子に合った支援ができる保育者になりたいと思いました。
                            (健康保育学科3年 京口実夢)

 

 講演を聞いて印象に残ったことは、子どもの心身の動き・気づきを「待つ」「信頼する」ということです。大人は自分たちの都合などですぐ正解を教えようとしたり、間違える前に止めようとしたりしてしまいます。私も実習中、子どもと関わろうとして、「見守る」という姿勢を忘れていた時がありました。実地体験実習の機会を利用して、「見守る」という姿勢も大切にして経験を積んで、保育現場に出たいです。       
                            (健康保育学科3年 大林真由樹)