(新型コロナウイルスの感染拡大により、卒業式が中止となりましたので、ホームページ上で挨拶を届けさせていただきます。)
                                                 卒業生代表 地域福祉学科 蕪木 亮太
 日一日と暖かい春の兆しが近づく一方で、感染を防ぐために社会が一丸となっています。本日は、学長先生ならびにお世話になった方々の皆様を前に卒業証書並びに修了証書授与の機会を賜りましたことに、卒業生を代表して厚く御礼申し上げます。

 入学式からの月日を振り返ると、鳴滝祭、スポーツ大会などの行事を通じて、先輩や後輩のみならず、他学科の皆さんとの交流の輪が広がりかけがえのない多くの友人を得ることができました。特に講義、実習、研究などを通じ仲間と共に何度も悩みながら乗り越え、大きな達成感と大切な思い出を得ることができました。大学生活を通してできた仲間とはここで終わりではなく、この先も支え合い、励ましあいながら成長していきたいと思います。
 
 特に大学生活は先生方のご指導、事務局の方々によるサポート、学生を温かく見守ってくださった地域の方々の支えの中で大学生活を送ることができたことを誇りに思います。

 新見で一人暮らしを始めて、改めて家族の温かさや有り難みを実感しました。皆様には、いろいろな面で心配をかけたと思いますが、温かくご支援くださり、本当にありがとうございました。
 
 今年度、幼児教育学科、地域福祉学科の学生は最後の短期大学生として卒業いたします。短期大学という名称はなくなりますが、新見公立短期大学で培った学び・人間力をより一層高め、新しい目標へと一歩一歩進めるよう努力し続けます。

 私たちは、看護・保育・福祉各領域の専門性を生かして人に優しい地域共生社会の実現に貢献し、成長していくことをここにお誓い申し上げます。
 最後になりましたが、学長先生はじめ、諸先生方や職員の方々、地域の方々、在学生の皆様のご健康とご活躍をお祈りし、1学部3学科となりました新見公立大学、大学院の益々のご発展を心から願って卒業生代表の挨拶とさせていただきます。
 
令和2年3月18日
卒業生代表 地域福祉学科 蕪木 亮太