基礎ゼミ高尾2グループでは、7月19日に高尾公民館で地域の方と昔遊びの一つである水鉄砲作りを通して交流会を行いました。


  初めて地域の方とお話をする機会だったので、どのような交流会になるのかすこし緊張していました。同時に一から水鉄砲を手作りしたことがなかったのでワクワクしながら参加しました。

 まず、地域の方が山から取ってきてくださった立派な竹にとても驚きました。水鉄砲の大きさにするためにノコギリやキリを使って竹を切る作業から始まりましたが、普段それらの道具を使う機会の少ない私たちにとってはとても難しく感じました。
 しかし、苦手意識があった人も地域の方に使い方やコツを丁寧に教えてもらったことで徐々に慣れていき、苦手意識が減っていったように感じました。一番苦戦したのは竹の筒と水を押し出す棒の微調整でした。何度も布を巻き直してうまく水が飛ぶまで試行錯誤していくなかで、入れた水が流れないように工夫された水鉄砲の構造が想像以上にしっかりしていることに驚きました。

 何度も作り直した水鉄砲が完成したときには達成感が得られ、一からものづくりをする楽しさと、この経験の貴重さを感じることができました。

 


 水がうまく出た時には思わず皆笑顔になりました
 

 この活動を通して、昔遊びを次世代へ伝えていくことは昔の文化が受け継がれると同時に、世代を超えた交流で地域のつながりができ上がっていくのだと学びました。

 


 水鉄砲を作る過程で色々なことを教えていただきました

 

 今後、10月に予定をしている学生企画では、学生が行った地域踏査で感じた疑問や地域での生活実態についてお話を伺うなど、より深く交流していきたいと思っています。

                                              地域福祉学科 1年 桐山 陽菜