2年生の授業「表現技術」では、子どもの表現の特性と心身の発達を学びながら、身体表現遊び、表現運動、リズムダンス、創作ダンスの演習を行います。

 
 この授業を通して、①他者を感じる力・イメージ力(豊かな感性)、②新しいことを創り出す力(創造力)、③他者と協働する力(コミュニケーション力)、④身体で表現する力(表現力)の4つの力が育成されます。


 授業の1場面:自然と触れ合い、五感を働かせながらダンス創作を行いました

 


 授業内発表会:グループでの創作活動後、発表会を行いました

 


 発表会では一人ひとりが生き生きとダンスを踊り、仲間の表現を認め合うことができました

 

学生の感想

 この授業では、毎回心が解放される感じがしました。それは、音楽にのって楽しんで動く時、どんな動きをしても受け入れてもらえる状況があったからだと思います。これは子どもに対しても言えることで、自分なりの表現を認めてもらうと自信がつき、自分のありのままの姿を表に出すことができると思います。人と関わることが苦手な子どもも表現活動を通して心を少しでも開けるような保育実践を考えていきたいと感じました。
                                     (大下 桃華)

 表現技術では、様々なものになりきることや創作ダンスを行いました。私が特に印象に残っているのは、自然の中で行った表現の授業です。自然を用いて即興ダンスを行いました。青空の下、普段と異なる環境での表現は、心地が良く新しい身体の動きに出合うことができました。自分の思いのままに恥ずかしがらずに表現することの楽しさを味わうことができました。また、自然と笑顔になるような充実した授業でした。
                                     (原 彩乃)

 表現技術の授業を通して、身体の構造の基礎から学び、どのような動きを獲得していくのか、実際に身体を動かして理解することができました。普段の何気ない動作の中にも、少しアレンジを加えることで1つの立派な表現となること、身体1つで何でも表現できること、表現は自分のことを相手に伝える1つのツールであることなど、表現することの楽しさや大切さを学ぶことができました。
                                     (安永 ゆずな)