発表会の様子

 10月21日(金)に健康科学部看護学科の4年生が卒業研究発表会を行いました。
 卒業研究発表会は、3年次前期より始まる「卒業研究Ⅰ」、4年次の「卒業研究Ⅱ」の集大成である卒業論文を発表する会です。

 今年度は、感染症対策を講じながら対面での開催となり、全員が口演形式で発表を行い、活発な質疑応答がなされました。

 

開会式 学生代表挨拶

 本日は皆様お忙しい中、卒業研究発表会にご参加をいただき誠にありがとうございます。 
今回の卒業研究発表会は2年ぶりに対面で開催することができました。新型コロナウイルスの影響や今年度からグループでの研究となり例年と違うことも多くありましたが、2年にわたりグループで興味を持ったテーマについて研究に取り組んできました。 

 研究を進めていくにあたり、グループで取り組むことで考えを深めてより良いものにしていくことができる反面、お互いの意見のすり合わせの難しさを感じ、その都度先生方にご指導をいただきながら進めていきました。卒業研究を通して、テーマに対する理解が深まったことに加え、論理的な思考力や表現力を伸ばすことができました。また、グループで取り組み、他者の意見を知れたことは今後社会人としてチームで働くうえで大切なことだと思います。 自ら研究テーマを見つけ、時間をかけてそのテーマと向き合ってきた日々は私たちに とって貴重な経験となりました。  

 その集大成として発表会を対面で開催することができましたこと学生一同大変喜ばしく感じております。今年度は対面で行うことができたため、4年生同士で活発な意見交流をし、より良い卒業研究発表会を作り上げていきましょう。 最後に卒業研究発表会の開催にあたり、ご指導いただきました先生方、協力施設の皆様に深く感謝の意を表します。
                              卒業研究委員 発表会係 委員長

 


 開会式の様子

 


 今年度は感染症対策を講じながら、複数会場で口演発表を行いました。

 


 司会とタイムキーパーを配し、学会さながらの発表となりました。

 


 閉会式 学生代表の挨拶

 

業研究発表会を終えての感想

 今年度からグループでの研究となり、約2年グループ内で試行錯誤しながら卒業研究に取り組みました。グループ研究であるからこそ、自分だけでは気づかなかった考えについても触れ、さらなる追求心を高めることができた一方で、意見が相違し、戸惑うことも多々ありました。しかし、先生方の丁寧なご指導もあり、それぞれが納得のいく卒業研究となりました。

 これから先も、臨床に出て知識や技術を深めていく中で、看護ケアに常に問題意識を持ち、そこで感じる疑問を大切にしていきたいと思います。そして、その疑問を研究につなげ、さらなる看護の質の発展に貢献し、患者の「その人らしさ」を尊重した看護を提供していきます。

 卒業研究にご協力していただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。

                              卒業研究委員 発表会係 副委員長