図画工作Ⅱは、様々な画材・素材の取り扱い方等、造形の基礎技能の習得、充実を図り、造形教育の実践や美術への教養を深めるとともに、子どもの表現活動に即した援助力を身につけることを目的にしています

 今回は、健康保育学科2年生が絵の具を使って「色砂遊び」を体験した後、描画制作を行った授業を紹介します。この授業は、絵の具の種類や特徴を理解することや、子どもの表現活動の内容に適した絵の具の選び方、活用の仕方等を知ることにねらいをおいて活動しました。

 

絵の具で色付けした砂(石灰)
 絵の具で色付けした砂(石灰)

 砂(石灰)を、「不透明で均一な色合い」「乾燥すると耐水性になる」といった特徴を持つ「アクリラガッシュ」で色付けをします。砂に絵の具を撒きかき混ぜていくと、砂の地色に影響を受けることなく、色鮮やかな色砂が出来上がります。

 

描画活動の様子
 描画活動の様子

 画用紙にのりで描画して(今回は木工ボンドを使用しました)、その上から色砂を撒いて着色していきます。

 

出来上がりの様子
 出来上がりの様子

 学生たちは、自身の心から溢れる形や色使いと表現を楽しみました。

 

学生の感想

  • 生まれて初めて石灰を触りましたが、これが保育の教材になる面白さを感じました。保育実習で子どもたちが日頃から砂場で遊んでいる姿を見ていたので、その砂遊びの延長線上でできる制作活動だな…と感じました。(2年 上條友香)
     
  • 石灰に入れる絵の具の量により、色の濃淡やサラサラ・ザラザラなどの感触の違いが出ることに驚きました。絵を描くことが苦手な子どもでも、このような素材を使うことで抵抗なく自分なりの表現を楽しむことができると思いました。(2年 森岡明日香)
     
  • 小・中学生の時は水彩絵の具やポスターカラーしか知りませんでしたが、製作の前に行われた講義で、同じ絵の具でも「透明感の強いもの」「不透明なもの」「耐水性のもの」等の特徴があることを学びました。これからは、遊びや製作の種類によって絵の具を使い分けるようにしていきたいです。(2年 岡田茉依)