健康保育学科1年生が、12月14日(火)、16日(木)に新棟講堂で、「保育内容「表現」(身体表現)の指導法」の授業の一環として、音楽劇の発表を行いました。

 
  1年生53名全員が4つのグループに分かれ、それぞれ、音楽劇「ももたろう」と「スイミー」を上演しました。また、弦楽器・バンドーラのミニ演奏会を行いました。
 

<「ももたろう」について>


 岡山県といえば「ももたろう」! 犬、さる、きじをお供に連れたももたろうが、鬼ヶ島へ向かい、鬼たちと戦いを繰り広げます。

 学生たちはアイディアを出し合い、工夫と練習を重ね、講堂全体を使ったエネルギーとパワーあふれる舞台になりました。

 歌い、踊り、演じる楽しさや表現する喜びを実感した学生たちは、保育の現場でも表現することの楽しさや素晴らしさを、身をもって、子どもたちに教えることができる保育者になれるはずです。
 
桃太郎
 ももたろう
 

<「スイミー」について>

 
 小学校の国語の教科書にも登場するおなじみ「スイミー」。CDは一切使わず、ピアノの生演奏と学生たちの生の歌声で、スイミーの世界を表現しました。

 舞台背景や大道具、小道具、衣装などもすべて、学生たちが一から手作りです。「どうしたら、その場面はよりよくなるだろうか」。学生たちは、動きや演出にも工夫を凝らし、将来、保育の現場で必要とされる表現に関する指導力を身につけることができました。
 
スイミー
 スイミー
 

<「舞台発表全体」について>

 
 今年の舞台発表のコンセプトは、身体表現、造形表現、音楽表現。

 身体表現を中心とした音楽劇「ももたろう」や「スイミー」の舞台発表に加え、健康保育学科広瀬ゼミの3年生が取り組んできた弦楽器・バンドーラ制作の紹介と、演奏を行いました(音楽表現)。

 バンドーラは、一から木材を切ったり削ったりして、約八ヶ月かけて制作したものです(造形表現)。教員、職員、健康保育学科2・3年生、にこたん利用者の親子のみなさんなど、多くの方に来ていただき、多彩な舞台発表となりました。
 
バンドーラ
 バンドーラ