健康保育学科の活動を紹介します(2年生:救急救命講習を受講)
健康保育学科の2年生が普通救命講習を受講しました
保育現場や施設での仕事は、大切な子どもの命を預かり、守る重大な責任を伴います。いざという時に子どもの命を守れる保育士の養成をめざし、健康保育学科ではさまざまな取り組みを行っています。今回は、新見市消防署の方に講師にお招きし、普通救命講習を行った時の様子を紹介します。
消防署の方のお話を真剣に聞いています
腹部突き上げ法の練習
背部叩打法の練習
2人組になって、人がのどに物を詰まらせた時の気道異物除去対応について演習を行いました。
倒れている人の反応を確かめた後、周囲の人に助けを求めます
胸部圧迫をするためには、かなり腕に力を入れなければなりません
胸部圧迫をする時の姿勢について指導を受けています
胸部圧迫の時の腕の角度も重要です
人形を使って、心肺蘇生の練習をしました。新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、人工呼吸の練習は行いませんでしたが、特に胸部圧迫の方法について丁寧に教えていただき、繰り返し練習しました。
AEDの使い方を確認しています
役割分担をして総合練習もしました
AED(自動体外式除細動器)も使用して、総合的な心肺蘇生の練習もしました。
乳児の人形を使って胸部圧迫の練習をしました
子どもの体格や、自分の体力を考えて、胸部圧迫の方法を変えます
成人の場合だけでなく、乳児や幼児の場合の心肺蘇生法の練習もしました。成人の場合との違いについて学んだようです。
学生の感想
- 大声で助けを求めるなど恥ずかしいと思ってしまったけれど、ビデオを見て真剣にならなくてはと感じました。人の命を助けるのにとまどってはいけないと学ぶことができました。 (2年 冨田幸恵)
- 人を助けるには、勇気が必要です。でも学んだことを生かしてやらなくてはならないと思いました。(2年 中上久瑠美)
- 人形で練習をしたけれど、実際にできるのかとても不安なので、現場に出るまでにこれから勉強を続けたいと思いました。 (2年 藤山夏実)
- 自分の周りのどこにAEDが置いてあるのか、119番通報する時に自分の場所をどう説明したらいいのかなど、わかっていないことに気づきました。これから自覚して生活します。 (2年 友國珠里)
登録日: 2021年12月2日 /
更新日: 2021年12月2日