地域福祉学科の2020年度の取組みや授業の様子を紹介します4
現場で働く社会福祉士の方にゲストスピーカーとして来ていただきました。
11月16日・30日の「ソーシャルワーク実習指導Ⅰ」で「現場の理解」を目的とし、新見市内の社会福祉協議会、福祉事務所、地域包括支援センターの社会福祉士4名の方にゲストスピーカーとして来ていただきました。来年度、社会福祉士の資格取得に向け実習を予定している2年生を対象に、業務内容や社会福祉士としての役割、実習するうえでの留意点等をお話しいただきました。受講した学生の感想を紹介します。
ゲストスピーカーの方々から社会福祉協議会や地域包括支援センター、福祉事務所で働く社会福祉士の業務内容、実習に参加する際の心構えなどをお話ししていただきました。また、各機関における社会福祉士の業務内容やそれに関わる法制度等、現場での実践と結び付けて教えていただきました。
私が特に印象に残っていることは、実習生に求められる態度・姿勢について「挨拶や返事、お礼」「事前学習をすること」「分からないことには積極的に質問する」「自分の考えを持って取り組むこと」を助言いただいたことです。実習生は一般的なマナーを守ることはもちろん、自分から積極的な姿勢で実習に臨むことが必要であると感じました。実習が迫りどのような準備をすればよいか分からずにいましたが、ゲストスピーカーの方々に、気をつけなければならない点や業務内容などをわかりやすく教えていただいたので、心に余裕を持って準備を進めようと思うことができました。また、お話をお聞きした際、地域独自の取組にも目を向けて学んでいきたいと思いました。
今回お話を伺い、先輩ソーシャルワーカーが相談に来られた方と信頼関係を構築するうえで、特に受容や傾聴、共感を意識し、相手に寄り添うコミュニケーションを大切にしていることを改めて感じました。
ゲストスピーカーの方々に教えていただいたことを胸に、自分の持てる力を実習で出しきるように頑張りたいと思います。
(地域福祉学科2年 佐藤 隆城)
新見市社会福祉協議会の職員の方から講義をいただいている様子です

実習にあたり、その地域の特徴や地域独自の取組みを知ることの重要性を学びました。
登録日: 2021年1月26日 /
更新日: 2021年1月26日