地域福祉学科の第1期生(2019年入学)の1年を振り返り紹介します8
学生からの報告:福祉サービス入門実習~「普通救命講習」を受けて~
私は1年生のとき新見市消防本部の消防士の方による「普通救命講習」を受けました。
「普通救命講習」は防災士の資格を取得するために必要な要件でもあり、一人一人が消防士の方の話を真剣に聞いていました。講習の内容は、心肺蘇生の方法やAEDの使い方、窒息の手当てなどでした。車の免許を取る際に応急救護について学んだ学生もいたようでしたが、私はまだ免許を取得していないのですべてが初めての経験でした。しかし、消防士の方が丁寧に分かりやすく教えてくださり、知識や技能を身に付けることができました。
色々なことを教わりましたが、なかでも印象に残っているのは心肺蘇生です。心肺蘇生では事故により心肺停止している人がいるというケースを想定して行いました。2~3人ほどのグループで人工呼吸や心臓マッサージをする人、AEDを使用する人など分担して救急隊が到着するまで心肺蘇生をしました。私は心臓マッサージを初めて体験しましたが、意外と力をかけて圧迫しないといけないことやペースが速いことによって、思ったより疲れました。実践を想定したもので緊張感もありなかなかうまくいかなかったですが、何とか救急隊が到着するまで心肺蘇生をすることができました。
「普通救命講習」を受けて、福祉の勉強とも繋がるところがあり学習がより深まったと思います。今回学んだことを学びだけで終わらせるのではなく、もしも今回学んだようなケースに遭遇した場合には、自ら動けるような人になりたいと思いました。
(地域福祉学科2年 市本大希)
新見市消防本部救急救助係の方に大学に来ていただき講習を受けました
昏睡になった時の安全な体位を学びました
映像を見て、必要な情報を119番で救急隊員に報告する訓練をしました
大切な命をつなぐために、落ち着いて的確な処置ができるスキルを身につけます
登録日: 2020年9月8日 /
更新日: 2020年9月8日