介護福祉実習Ⅱについてご紹介します

 2期生が6月28日~7月24日の約1か月間、高齢者施設、障がい者施設で「介護福祉実習Ⅱ」を行いました。介護福祉実習Ⅱでは、学生一人ひとりが受け持ちの利用者さんを持たせていただきました。障がい者支援施設での実習を終えた学生の学びを紹介します。

 私たちは、初めて障がい者支援施設に行かせて頂きました。実習が始まるまでは、障がいのある人に対して少し暗いイメージを抱いていましたが、それは勝手な先入観でした。実際に利用者の方と関わると、自らの障がいを受け入れ、自分らしい生活を送っている姿がとても印象的でした。私が担当させていただいた利用者の方は、身体を自由に動かすことが難しい中でもパソコンでゲームをしたり、カラオケやボッチャという障がい者スポーツをしたりと、持てる力を最大限発揮し、楽しみのある生活を送られていました。どの利用者の方も気さくで、私たちを温かく迎え入れてくださり、とても楽しくお話が出来ました。

 その人の障がいや、出来ないことに目を向けるのではなく、その人の性格や個別性に目を向けて一人ひとりに向き合うことの大切さや、「その人にとっての当たり前を支えるためのサポートを行う」という介護の本質を学ぶことが出来ました。今回の実習を通して得た様々な経験を今後の学びに活かしていきたいと思います。

(地域福祉学科2年 黒田結子 高橋芽衣)

実習終了後、学内でそれぞれの学びについての発表
 実習終了後、学内でそれぞれの学びについて発表しました。

 

一つのテーマを決めて、全員でディスカッション
 一つのテーマを決めて、全員でディスカッションしました。