学生からの報告:「ソーシャルワーク演習Ⅰ」について

 私は、1年生の時に「ソーシャルワーク演習Ⅰ」という授業を受けました。この授業は、座学で習った社会福祉士としての知識を演習の中で実際に活用していくものでした。

 具体的には、学生同士でグループを作りクライエントやソーシャルワーカーなどの役割に分かれてロールプレイを行いました。ロールプレイを行う際には、最初の頃は役になりきることに恥ずかしさを感じました。しかし、授業を受けていくうちに、将来自分が社会福祉士になった時、クライエントの方がどのような問題・相談を抱えていてそれに対してどのような対処を取れば良いかを実践的に学ぶ事が出来る大切な時間だと気づき真剣に取り組むようになりました。

 また、特にこの授業で印象に残っていることは、クライエント役の方が相談内容として言われたことに対して今使うべき「面接技法」は何かを自分で考えてロールプレイを進行していくものです。「面接技法」の中には、クライエントの方の感情を受容し、その感情を言葉にして伝える「感情の反映」や、クライエントの方が言った内容のまま異なる表現で言い直す「言い換え」など多くの技法があります。

 クライエントの方の信頼を得ながら本当の気持ちを聞き出していくためには、多くの技法の中からどの技法を使うべきかを判断するのかが難しく、これから練習を何回も積んでいく必要があると感じました。
 「ソーシャルワーク演習Ⅰ」は、Ⅱ・Ⅲと続いていく授業であり、クライエントの方への共感・尊重の大切さなどのソーシャルワークの基礎を実践的に学び、専門的な知識・技法を身につけていける授業だと思います。また、社会福祉士の実習にも繋がっていく授業でもあるため、これからも真剣に取り組んでいきたいと思います。


(地域福祉学科2年 大舘由梨乃)

ロールプレイ
ロールプレイは、ソーシャルワーカーになりきり、相談技術や支援の展開を学びます。

面接技法
「面接技法」を学ぶことは、クライエントとの信頼関係を築くことへと繋がります。