看護学科2年生の小児看護学の技術演習の一場面をご紹介します

 新しくなった看護実習室で、病院で実際に使用されている保育器や心拍数・呼吸数・体温の測定ができる乳児のバイタルサイン人形を用いた演習を行っています。学生たちは自分の目で見て、手で触れることで小児看護での援助の実際をイメージし、3年生の9月から始まる病院での実習に向けて学習を積んでいます。
また、実習室が広くなったことで演習の場の分散ができ、学生は主体的に演習へ参加しています。

バイタルサイン

酸素テント

 乳児のモデル人形やバイタルサイン人形を用いて、実際に呼吸数や心拍数、体温などを計測しています。臨床の場に近い状態で乳児のバイタルサインや全身状態を観察したり測定したりすることができます。

 

保育器

 保育器は低出生体重児にとって最適な環境をつくる役割があります。保育器内では、温度や湿度などが保たれ、低出生体重児の健康状態をモニタリングするセンサーが働きます。異常を感知するとアラームが作動し、臨床の新生児集中治療室(NICU)にいるような体験ができます。