【専門ゼミナールで神根本(こうねほん)地区の地域活性化に向けた取り組みを行っています!その2】

 12月に2日間かけて神根本地区の皆さんと地域マップ作製と健康づくりをテーマに交流をしました。

 10月に行った1回目の交流会で、備前市吉永町神根本地区の魅力は自然の豊かさであると感じ、その強みを外に発信できる方法として地域の季節マップを作成することにしました。実際に、秋の神根本地区の良いところを落とし込んだマップの案を参加者に見てもらい、出た意見をもとに改編を加えました。「寝籠(ねこ)」や神根神社など地区の特徴が目立つようにデザインを変えたり、情報を加えたりしました。
 


 地域の季節マップ改変箇所の説明

 

 そして、事前に行ったアンケートを基に気軽に集える場所での「健康づくり」をテーマにボッチャと100歳体操を行いました。ボッチャではゲーム中に自然と参加者同士が声を掛け合い、笑いの絶えない時間を過ごすことができました。

 また100歳体操は左右の手足に500gの重りを付け外ししながら行う体操だったため、参加者へ負担がかからないよう配慮しながら企画しましたが、「私たちは日頃、畑をやっているから大丈夫。」と元気な方が多く素敵な地区だと思いました。
 


 ボッチャの様子

 

 2月にはこれまでの交流会の内容を報告し、交流会の成果として完成したチラシを地域の方に配布しました。今年度最後の交流会には、地域の方がお互いに誘い合って参加して下さったとお聞きし、地域内の人と人とのつながりも神根本地区の魅力だと思いました。

 この半年、地域活動を行うにあたり、地域の方との関係づくりが大切だということを再認識しました。神根本地区との交流は2年生に引継ぎ、今後も新たな地域交流の場を作っていきたいと思います。

                                  地域福祉学科 3年 岡野凛・西森瀬南・舟木紗弥香