7月6日(金)に避難指示が出て、本学も避難所となりました。教員や職員の方々が駆け付けるとともに学生も受付や、飲料水の提供などのボランティア活動を行いました。

 災害から3日後、断水地区では飲料水がないとかトイレの水が流せない等の声が寄せられていたため、市の支援が開始されるまでの間、西方公民館の全面的な協力を得て、公民館を全国から集まってきた支援物資(2L飲料水2,000本、500ml飲料水400本、飲料ポリタンク400個、身体拭きシート1,200枚の保管場所として使用させていただき、学生達がボランティアとして物資の仕分け作業し、6台の車に積んで断水地に運び込みました。さらに、物資を届けるだけでなく、住民の方々に学生が、困っていることの聞き取りをしたり、悩みを聞いたりしました。

 物資の仕分け作業  物資の仕分け作業2

 物資の運搬作業  物資の運搬作業2

 今回の物資移送は、被災した地区への支援目的だけでなく、今後、大学と地域の交流のきっかけとするため、物資とは呼ばずに「差し入れ」と呼ぶことをみんなで確認し合いました。また、全国から集まった物資は「物」ではなく、送ってくださった方々の「心」が物の形をしていると考え、私たちがお預かりした心を大切に断水地区の方々にお届けする重要な役割であることを確認し合いました。