基本的な食事介助および認知症のある摂食嚥下障害者への介助をテーマに、第1回 NiU-KTSM実技セミナーを開催しました。

 

プログラム内容

  • 【午前】 (参加者:57名
    • VTR視聴:NHKプロフェッショナル仕事の流儀「食べる喜びをあきらめない」 
    • 食事介助技術動画:適切な食事介助のポイント(質疑応答)  

  • 【午後演習①(60分)】 事前申込者のみ(参加者:35名)
    • ベッド上での安全・効率的・セルフケア能力を高めるための食事介助技術   
    • 各グループに分かれて姿勢調整、全介助から一部介助、その他困難症例
       
  • 【午後演習②(60 分
    • リクライニング車いす・スタンダード車いすでの姿勢調整、自立支援の食事介助技術 
    • 各グループに分かれて不良姿勢へのアプローチ、認知機能低下者・集中力低下・開口困難・その他困難症例 


 2023年4月22日(土)、新見市内外の医療・福祉関係者を対象にNPO法人KTSM「口から食べる幸せを守る会」理事長小山珠美先生(新見公立大学臨床特命教授) による摂食嚥下に関する実技セミナーを開催しました。

 午前中の講義では、2016年に放送されたNHKプロフェッショナルの内容を振り返り、医療現場での実践紹介や口から食べることを支援する意義について学ぶとともに、食事介助技術の動画を用いて姿勢の調整やスプーンの使い方などの具体的な介助に関する内容を学習しました。

 また、午後の実技研修では、KTSMからのアドバイザー5人も参加して実際に介助者と患者役を経験し、ベッドや車いす等での基本姿勢と食事介助方法について安全・安楽・自立性を意識しながら基礎から応用スキルまでの理解を深めることができました。

 今後も、新見地域医療ネットワークのご協力のもと、新見公立大学とNPO法人「口から食べる幸せを守る会」が協同し、「口から食べること」の大切さを啓発する事業として地域での講演会や実技研修会等を開催していきます。どうぞよろしくお願いいたします。


 実技研修の様子1

 


 実技研修の様子2

 


 セミナー参加者による記念写真

 

第2回目のセミナーは、10月28日(土)を予定しています。