2022年度 社会福祉士実習指導者説明会

 2022年5月12日(木)14:00~16:50に、地域福祉学科社会福祉士実習指導者説明会が開催されました。コミュニティ・ソーシャルワーク実習(本学の社会福祉士養成実習の科目名称)に先駆けて、実習先施設・機関の指導者と実習生とが面談を遠隔で行いました。この会議には、中国四国地区内24もの実習先施設・機関の指導者の方々にご参加頂きました。

 開会に先立ち、松本 百合美学科長の挨拶の後、山本 浩史教授より、地域福祉学科の実習教育カリキュラムの概要と実習生の事前学習の状況、本学のコミュニティ・ソーシャルワーク実習の目的やルール、新型コロナウイルス感染症を含めた緊急時での本学の対応等について説明が行われました。

実習カリキュラムを説明している様子
  実習カリキュラムを説明している様子


 概要説明の後には、指導者と実習生が対面して実習事前打ち合わせを実施しました。実習生は、事前学習を通じて準備してきた実習計画書を画面共有し、実習目標や実習体験について口頭で伝えました。それに対して指導者からは、含むべき実習目標や実習先施設・機関として提供できる実習体験についてご指導頂きました。また、実習に向けて準備しておくべき内容の確認や心構えについてもご説明頂きました

 地域福祉学科は、6月から始まるコミュニティ・ソーシャルワーク実習に過去最多の49名の学生を送り出す予定です。実習生には、今まで大学の講義や演習を通じて学んできたソーシャルワークに関する「理論知」を、実習体験を積んで「実践知」として修得し、実習終了後に成長して、ソーシャルワーカーとしての一歩を踏み出した姿を見せてくれることを期待しております。
 

実習指導者説明会の振り返りの様子
 実習指導者説明会後の振り返りの様子